あなたにとっての「お気に入り」は何ですか？
こんにちは、ゆりです😊
突然ですが、あなたが子どもの頃、肌身離さず持ち歩いていた「お気に入りのもの」を覚えていますか？
ボロボロになっても手放せなかったぬいぐるみ、穴が開くまで使った毛布、あるいは、いつも身近にあったお母さんの服の匂い。
大人になった今でも、ふと思い出すと心が温かくなるような、特別な「何か」があったのではないでしょうか。
わが家の3歳の長女と1歳の次女も、それぞれにお気に入りのものがあります。
今回はそれにまつわるエピソードを紹介させてください。
長女の愛着は「ひざ掛け」
長女のお気に入りは、ふわふわとした肌触りの「ひざ掛け」です。
もともとは私が何かの特典としてもらったもの。
長女が初めての冬を迎える頃、布団から出て丸まって寝ている姿をみて、少しでも寒さが軽減するようにと何度もかけてあげていました。
長女専用の毛布として使っていたそれが、いつの間にか長女のお気に入りになり、今でも「もーぷちゃん」と呼んで溺愛しています。
自宅にいるときはずっと「もーぷちゃん」と一緒で、おままごとをするときも、ごはんを食べるときも、テレビを見るときも、常にすぐそばに「もーぷちゃん」。
「もーぷちゃん、よしよし」と撫でたり、幼稚園に行くときは「もーぷちゃん、行ってきまーす」と声をかけ、まるで赤ちゃんの人形をお世話するように愛でています。
もちろん寝るときも一緒です。
それでも、幼稚園には持ち込んだことは一度もありません。
きちんと家や車でお気に入りのものと「バイバイ」をして登園しています。
お気に入りのぬいぐるみや毛布をなかなか手放せない子たちもいる中で、家と外を区別してちゃんと距離を置けるのはとても偉いなと、親バカながら感心しています。
「約束破り」で号泣させてしまった日
3歳を過ぎて「もーぷちゃん」への愛着行動は少しずつ減ってきていたのですが、何が原因か、最近は以前にも増して愛着が強くなっているのを感じます。
先日、そんな「もーぷちゃん」愛が爆発する事件がありました。
その日は「お迎えのときにもーぷちゃん持ってきてあげるね」と、登園時に約束していたのです。
しかし、私が「もーぷちゃん」を車に乗せるのを忘れたがために、幼稚園の先生にバイバイした直後に「うわーん！」と泣かれてしまいました。
その日は家で「もーぷちゃん」とバイバイできたのですが、最近は出かけた日などに長女が「早くもーぷちゃんクンクンしたい」と言うことが多かったので、少しでも早く安心毛布を手にできるようにしてあげようと思っていたのです。
約束を守れなかった私がいけないのですが、「ごめんね。もーぷちゃんはお家で待ってるから、早く帰ろうね」と言うと、「もーぷちゃーん！うわーん！」とさらに大きな声で泣き叫んでいました。
――実は、家を出た直後に約束を思い出していたのですが、「忘れるかもしれないけど」と予防線を張っていたこと、そして何より取りに戻るのが億劫だったので「まぁ、いいか」とそのままにしてしまったのです…！
子どもの悲しい泣き顔と、自分の「まぁ、いいか」の軽さ。
そのギャップに、帰宅する車の中で私はとても反省しました。
「もーぷちゃん」は長女にとって、日々の疲れやストレスを癒やし、安心感を与えてくれる大切な心の拠り所なのだと改めて感じた出来事でした。
次女の愛着は「ママの夏パジャマ」
一方、次女のお気に入りは、実にユニークです。
それは、私の夏用のパジャマ。
綿100％の、いたって普通のパジャマです。
最初は私の匂いで落ち着いていたのかもしれませんが、どうやらその生地の感触そのものが好みのようで、他のものを与えてみても興味を示しませんでした。
おかげで、夏場でも肌寒い夜は着るものに困るという事態に陥りました🤣
赤ちゃん用のタオルが次女のお気に入りになればいいなと思い、そばに置いていたのですが、こちらの思惑は見事に外れてしまいました。
グズっているときにそのパジャマをかけてあげると、口元に引き寄せて指を吸っておとなしくなるので、私たち親にとってもありがたい存在になっています。
さいごに
子どもの愛着の対象は、親の思惑通りにはいきません。
でも、子どもたちが自分で見つけた、「これがないと安心できない」という特別な存在が、彼らの心の成長をそっと支えてくれているのだと感じています。
子どもたちのお気に入りのものがボロボロになるまで大切にされること、それは私たち親にとって、彼らの安心と愛情の深さを知る「愛おしき奮闘と幸せ」の証なのかもしれませんね。
あなたのお子さんのお気に入りのものは何ですか？ ぜひコメント欄で教えてください！
今日もお疲れさまです☕
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